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30歳で億万長者になれなかったサラリーマンが、日々投資を学び経済的自由を手にするまでの軌跡を綴る

【銘柄分析(9437)】NTTドコモ(2009年3月期~2018年3月期)

CATEGORY日本株式
以前、「【銘柄分析(9433)】KDDI(2009年3月期~2018年3月期)」で持ち株KDDIの縦分析(過去との比較)をしましたが、財務分析の基本は縦横比較ですので、今日は横分析(他社との比較)をしてみます。

対象は「NTTドコモ」です。


  1. P/L

  2. B/S

  3. キャッシュフロー

  4. 株主還元

  5. バリュエーション(PER)

  6. 期待材料

  7. リスク



P/L


営業収益・営業利益



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ドコモは良くも悪くも「安定」した業績となっています。
CAGR ➡ 営業収益:0.78% 営業利益:1.78%

一方、KDDIはこの10年間で「成長」し、2018年時点で収益面はドコモに並んでいます。
CAGR ➡ 営業収益:4.15% 営業利益:9.00%
KDDI収益推移


成長率



20190317214322224.png


EPS(1株当たり利益) ・ ROE(自己資本利益率)



無題

ROEはKDDIの方が高い。
KDDI ROE


B/S


201903172243558e3.png

バランスシートは両社とも優良で、申し分ないです。
KDDIはのれんが5,000億ほどあるのが気になりました。
KDDI B/S


キャッシュフロー


20190317214933223.png

両社とも営業CF・フリーCFはしっかりしています。
気になったのは、営業利益はほぼ一緒だったのに営業CFには開きがあること。
KDDI C/F

【営業CFマージン(2018年)】
ドコモ ➡ 31.6%
KDDI ➡ 21.0%

キャッシュベースではドコモの方が優れていますね。


株主還元


20190318211455432.png

両社とも安定的な配当を実施しています。
KDDIの方が増配余力はありますね(配当性向が低い)。
KDDI 株主還元

また、両社とも配当だけでなく自己株式の取得にも積極的です。
(2018年)ドコモ ➡ 3,000億円  KDDI ➡ 1,500億円

株主優待は、ドコモは未実施、KDDIは実施しています。
KDDI 株主優待

両社とも株主還元への意識は高いと言えます。


バリュエーション(PER)


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PERを比較するとKDDIの方が低い傾向にあります。
ドコモよりKDDIの方がリスクが高いと評価されているんでしょうか。
KDDI PER

【バリュエーション指標(2019/3/18時点)】
ドコモ ➡ PER:12.52倍 配当利回り:4.36%
KDDI ➡ PER:9.62倍 配当利回り:3.94%


期待材料


KDDIと同等のため、割愛。


リスク


ドコモは、政府からの値下げ要請を受け、2018年度の中間決算で値下げを発表しました。
2019年1Qに「2~4割値下げ」となる新料金プランを導入し、4,000億円規模の顧客還元になると予告しています。
この影響で来期以降は減益となり、2023年度には営業利益9,900億円(2018年度:9,730億円)に回復を目指すとしている。
ホルダーの方は戦々恐々と具体的な内容の発表を待つことになりますね。

また、KDDIと同様、楽天との競合も懸念材料となります。



最後に、両社とも負けず劣らずの優良企業であり、分析しておいてなんですが、どちらに投資するかの判断は甲乙つけがたいです。
迷うくらいなら、両方買ってしまうのもアリかと思いますw

個人的には、ドコモは来期以降の減益が確実視されること(KDDIも同様のリスクはありますが)、PER=KDDIの方が割安であることから、KDDIの方が投資妙味があると判断しています。

投資は自己責任で。



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