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30歳で億万長者になれなかったサラリーマンが、日々投資を学び経済的自由を手にするまでの軌跡を綴る

【銘柄分析(9433)】KDDI(2009年3月期~2019年3月期)

CATEGORY日本株式
※2019年3月期の有価証券報告書を反映しアップデート

僕のポートフォリオの主力になっているKDDI(9433)の銘柄分析です。

僕が同社に投資したのは、2017年12月に楽天の携帯事業(MNO)参入を受けて株価が大きく下落した際、過剰反応しすぎじゃね?と考えて投資したのがきっかけです。
その後、ドコモが「2~4割値下げ」となる料金体系の見直しを2019年1Qに実施すると発表した際の暴落時にも買い増しし、主力銘柄となりました。


  1. P/L

  2. B/S

  3. キャッシュフロー

  4. 株主還元

  5. バリュエーション(PER)

  6. 期待材料

  7. リスク



P/L


営業収益・営業利益



無題

営業収益・利益ともに着実に増加しており、営業利益率も高い。


成長率



無題


セグメント別営業利益



無題

KDDIは2013年度より、事業セグメントを「パーソナル」「ライフデザイン」「ビジネス」「グローバル」の4区分に整理しています。
「パーソナル」が収益基盤となりますが、「ライフデザイン」の存在感が増してきています。
各セグメントの事業内容は以下となります。

・パーソナル セグメント ➡ 個人向けモバイル通信サービス、固定通信サービス
・ライフデザイン セグメント ➡ EC、金融、決済、エンターテイメント等の日常生活に密着したサービス(KDDIは「au経済圏」と表現しています)
・ビジネス セグメント ➡ 法人向けサービス
・グローバル セグメント ➡ ミャンマーをはじめとする海外事業

なお、新中期経営計画(2020年3月期~2022年3月期)にあわせて、事業セグメントが「パーソナル」「ビジネス」に再編されています。

無題
(出典: KDDI_IR情報


EPS(1株当たり利益) ・ ROE(自己資本利益率)



無題

EPSは着実に増加しています。
ROEは横這いとなっていますが、高い水準を維持できています。


2020年3月期予想



・営業収益 : 5,200(+ 2.4%)
・営業利益 : 1,020(+ 0.6%)
・EPS : 263(+ 1.5%)

微増ながら増収増益の計画となっています。


B/S


無題


キャッシュフロー


無題


株主還元


無題

配当に加え、株主優待や自社株買いも実施しており、株主還元への意識は高い。
2020年3月期は、1株当たり配当金110円(増配率4.7%)を予想。
自己株式1,500億円の取得も決議されています。


バリュエーション(PER)


無題

・2019/7/11時点 : 10.9倍

過去の平均PERと比較して割安な状況。


期待材料


Iot



Iot(Internet of Things)というワードが認知されてから時間がたちますが、着実にインターネットにつながる端末は増えていると肌身で感じますし、今後も増えつづけるでしょう。


5G



次世代のモバイル通信回線"5G"の商用化が、いよいよ2020年に迫っています。
自動運転や遠隔医療など、今後成長が予想されるサービスには高品質の通信回線が必要となり、"5G"への期待は高い。
また、通信回線の「固定からモバイルへ」という潮流は今後も続くと考えられる。

Iot/5Gという次世代のサービス提供において、通信回線というインフラをもつ同社の重要性・収益基盤は中期的に変わらない可能性が高く、今後も安定した収益獲得と株主還元が期待できる。


リスク


楽天との競合



楽天は2019年秋に携帯事業(MNO)に参入を表明しており、KDDIとは競争相手となります。
一方、決済・物流ネットワーク(楽天)⇔ モバイルネットワーク(KDDI)の提携を表明している。
参考リンク
正直、僕にはこの提携が同社にとって有利に働くかどうか判断はつきません。


値下げ競争



ドコモの「ギガホ・ギガライト」発表に追随して、家族割引を強化した新プランを発表しています。
値下げによる業績への影響は限定的とされていますが、今後も値下げ圧力が高まるリスクはあります。


電気通信事業法の改正



長期契約プランの解約金を1,000円に規制するといった話も出ており、今後も競争を促すような法改正がされるかもしれません。
外部要因で予想は困難ですが、大手キャリアにとってリスクとなります。


以上、財務分析と定性分析を行いました。
リスク要因はあるものの、堅調な業績と今後注目度の高いサービスが同社にとって追い風になることを考えると、現在の株価水準は割安だと思いますし、伸びる余地があると考えています。

▶ NTTドコモとの横分析もやってます。
【銘柄分析(9437)】NTTドコモ(2009年3月期~2018年3月期)


投資は自己責任で。


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